マインドマップインストラクターになってから約4年。
マインドマップでは文字だけではなく沢山のイラストやアイコンを描く機会があります。
マインドマップの【6つの法則】の中で出てきますが、1つのブランチには1単語か1アイコン(イラスト)をかく事がルール。【6つの法則】とはなんだ?という方はこちらの記事を先にご確認いただいてから読み進めて頂けると効果的です。
冒頭にあるマインドマップですが一緒に観察してみて下さい。たくさん色が使われていたり色々なイラストが入っていたり、全体的にみると1つの絵のように見えますよね。
この『1枚の絵のように見える』というのがマインドマップの大きな特徴の1つ!
今回は6つの法則の中にも出てくる【アイコン】、【イラスト】について説明をしていきます!
でもイラストとかアイコンを描くのってなんか苦手なのよね。。。。
社会人になってイラストとかアイコン、そもそも絵を描く事なんて滅多にありません。私もマインドマップに出会う前はそうでした。
マインドマップの講座を受けていた真っ最中に突然、「イラストをかきましょうー!」といわれ、そんな。。。突然言われてもかけないよ。。。。という感じになっていました。
イラストをかくことは苦手だった私が、どうやってイラストをかくようになれたのかを解説していきます。イラストが苦手だけどチャレンジしたいと思われている方必見です!思われていない方も描けるようになってくると楽しいので是非読んでみて下さいね!
- イラストが苦手な私ちょこデリがかく事にチャレンジしたい!と思うほどにあるイラストの利点
- 苦手な人に届けたい!イラストをかく時の心構え
- イラストに対しての苦手意識が強い方
- イラストを描いてみたいけど1歩が踏み出せない方
- 子供の時からイラストを描くのが苦手だった
- イラストを描く意味が分からない
イラストが苦手な筆者がかくことにチャレンジしたい!と思ったイラストの利点
文字よりもイラストのほうが記憶に残りやすい
皆様もご経験がおありになるかもしれませんが、文字や言葉だけのプレゼンテーションと、絵を交えたプレゼンテーションだと、どちらのほうが記憶に残っているでしょうか?
ジョン・メディナ氏とう分子発生生物学者の方で人間の脳の発達や精神障害の遺伝子研究をされているのですが、その方の著書「脳の力を100%活用するブレイン・ルール」の内容によると、下記のような結果が導き出されているとのことです。
下記のパターンですとどちらが分かりやすいですか?口頭で説明する内容は同じという前提となります。
パターン①は文字のみ、パターン②はグラフを入れています。パターン②のグラフを使っているほうが分かりやすくないでしょうか。
今回は短い文章を例に出しましたが、情報が多いプレゼンテーションの場合はより文字だけのものと、図解やイラストを使ったものの差が大きく現れます。
かいている本人の記憶にも残りやすい
イラストをかくことに対して抵抗感がおありになる方の特徴として、上手い下手という考えもあるかと思いますが、下記パターンも良くあります。
ズバリ!「イラストのイメージが沸かない!」
なかなかこれをかきたいなと思っても言葉とイラストが紐づかないという事は結構あります。そういうなかなか思いつかない中で悩んだり、工夫したり、探したりと、脳をフル活用することで記憶に残りやすくなります。
苦手や悩みなど【壁】を超えれば成長する!という事ですね。
試行錯誤するので描き終えた後は深呼吸したくなります(笑)
伝える相手にも、描いている本人の記憶にも定着し易いというのが私の中で「イラストを描くぞ!」と思わせてくれたポイントになります。
話を聞く相手の記憶にも自分自身の記憶にも残りやすいなんて一石二鳥どころではないというほどイラストの利点は大きいものがあります。
そんな利点がたくさんあるイラストですが、やっぱり苦手だわ。。。という方に向けて、私自身がどうやって苦手意識を克服し、冒頭にお見せしたマインドマップが描けたのか、イラストをかく上での心構えをお伝えいたします!
イラストが苦手な人必見!イラストを描く上での心構え
上手い下手は関係なし!楽しくかこう!
イラストで描く時は上手い下手は関係なく伝わるか伝わらないかが大切です。イラストをかく目的をもう1度意識しましょう。
脳にとって“楽しい”と思うことは記憶の定着にも脳の活性化にもとても重要と言われています。是非楽しんで取り組んでください。
イメージができないときはツールに頼ろう
上手い下手は関係ない!まずはかくぞ!!と思っても、アイディアやイメージが沸かないよ、、、ということも多々あります。そんな時は悩みすぎずにツールに頼りましょう。
私が頼るのはまず王道のGoogle検索!
本当最強ですねw
Googleでキーワードを入れて検索し、“画像”の部分をクリックすると沢山の関連画像が見られます。イラストスタイルが見たいなという場合には、カテゴリーに絞ったものも検索可能です。それを見ながら先ずは写してみて練習するのももちろんOK!
重要なのは自分がイラストにしたいなと思ったものが、実際にどのようなイラストで描かれているのかという事を【学ぶ】事です。
学んで記憶に定着できれば今後同じようなものを描きたいなと思ったときに「あ!前に描いたかも!」と記憶を呼び起こして描く事が出来るようになりますし、1つのイメージアイディアとして蓄積されます。そのイメージをそのまま使っても良し、少しアレンジしても良し!
思いつかないから描かない、描けないというのが一番もったいないので、思いつかなかったらツールを頼って良いんです。頼ってそれを自分のものにしていけばいいんです。情報が沢山溢れている世の中ですから、上手く使って思考の広がりを止めないようにしましょう。
参考までにGoogleでの検索方法をこちらに掲載しますのでやってみて下さいね!
色を取り入れる
脳にとって白色と黒色というのは“つまらない”ものと捉えられてしまいます。
モノトーン(=Monotone)という単語をお聞きになったことはありますか?日常生活でも使う言葉になっていますが、日本語訳では“単色”という意味になります。
英語にはMonotoneと語源が一緒である、モノトナス(=Monotonous)という単語があり、日本語訳では“単調な”という意味になります。語源が同じという事からモノトーン(単色)=モノトナス(単調でつまらない)ものと捉えられます。
モノトーンというと白色と黒色で構成されたものを指します。例えばここまでお読みいただいたこのブログがアンダーラインも、間にあるイラストなども全くなく、黒い文字で淡々と書かれていたらどうでしょう?この記事は読みたいなと思いますか?脳はつまらない内容と認識して眠くなってしまうかもしれません。歴史の教科書などはこれに近いなという印象を持っています。
もちろんモノトーンは落ち着いていますし、色としては好きなので決して悪いものではありません!ただ脳がつまらないなと思ってしまうと、記憶を定着させたりイメージを膨らませたり、楽しんで取り組むという事が出来なくなります。
是非イラストにチャレンジされる時や、マインドマップをかこうと思われたときには、色(カラー)を積極的に取り入れていきましょう。
1歩踏み出したら途中でやめずに取り組み続ける!
上手くいかないことってどうしても途中でやめたくなってしまったりします。そこで止めてしまうのか続けるのかという選択が楽しくなるかならないかの分岐点です。
これはイラストを描ける、描けないだけでは無く、チャレンジするという行為全て言いえることで、始めは嫌なことや難しいことでも、まずはやり続けてみることで出来るようになった事ってありませんか?
水泳を例に挙げてみましょう。
- 顔を水に着ける練習
- 息継ぎの仕方を覚える
- 距離は問わずとりあえず”泳ぐ”という事が出来るようになる
- 今まで泳げていた距離から段々伸びていく
- 泳ぎの型をいろいろ学んでいく
上手い、下手は関係なくとにかく”泳げるようになる”ということに対して一生懸命に取り組んで、1歩1歩小さい目標をクリアしていく事によって基本が出来たら応用をしていくというのが流れです。もちろんプロになるならまた別のハードルがありますがある程度出来るようになるという事は継続すれば辿り着けます。
ただずっと嫌なことをやり続けるのは難しいので、これだけでもまずはやり切ってみよう!という意識でやってみると想像していた以上にやり切った後の爽快感や、もっとこうしてみたら面白いかもという意識が生まれてきます。
まずは大小関係なく1つだけでいいので、“やり切る”ということを意識して取り組んでみてください。
まとめ
イラストをかくメリットと私自身が自分に言い聞かせて辿り着いた、イラストが苦手な人へのイラストをかくときの心構えをお伝えしてきました。
色々書きましたがまず描いてみようと思ったら、無地の紙とペンを準備してまず気の向くままに描いてみましょう!楽しむことがまずはPOINTです!是非チャレンジしてみてくださいね!
また別記事で“棒人間”というものをご紹介したいと思っています。棒人間に出会ってより一層イラストをかくことの楽しさが上がり、かくことのハードルが下がりました!そちらもお届けしていこうと思いますので、楽しみにしていてくださいね!
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